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ACミランの日本代表FW本田圭佑は、28日の本拠地トリノ戦で右サイドハーフとして先発フル出場し、チームの1-0での勝利に貢献した。前半27分にクロスバーに当たる惜しいFKで見せ場を作り、中盤での堅実なプレーを見せた本田に対し、辛辣なイタリアメディアは「リーダー」と称賛している。
 前半27分、ゴール前やや右サイドの20メートル強の地点でFKのチャンスを得ると、キッカーは本田。左足のインフロントでカーブをかけたボールはニアサイドのゴール上隅を襲ったが、惜しくもクロスバーに弾かれた。後半も守備的に振る舞うチームで、献身的なプレーを見せていた。 
 イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」では、「ボナベントゥーラが日陰、本田がリーダー」との見出しで報じ、「6.5点」の及第点評価だった。「ボナベントゥーラの夜ではなかったなかで、中盤で最高の存在だった。見事なフリーキックだったが、クロスバーに弾かれた」と称賛。FKでDFルカ・アントネッリのゴールの起点となった逆サイドのMFジャコモ・ボナベントゥーラが不調だったなか、チームをけん引したことを称えている。
ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、決勝ゴールのアントネッリが「7点」で最高評価。本田ら5選手はチーム2位タイの「6.5点」が与えられた。